佐野 しおり
江戸川女子高等学校
江戸川女子高等学校
高校二年生の春から走り続けた二年間。楽しいことも嬉しいことも沢山あった反面、悲しいこと辛いことも沢山ありました。基礎科で制作した様々な課題。それを踏まえて進んだデザイン科。人に流されやすく、本当に自分はデザインに向いているのかと悩み、評価によっては立ち止まって考えてしまうことも、先生の言葉に泣いてしまうこともありました。それでも制作する楽しさを教えて下さった先生方や、突拍子もないようで情熱的な愉快な仲間達のおかげで、ここまで辿り着くことが出来ました。ありがとうございます。私は大学という新たな一歩を踏み出しますが、ふな美で学んだことを基盤として生きていこうと思います。最後にふな美に通わせたくれた父、お弁当を毎日作ってくれた母、受験をサポートして下さった方々、どうもありがとうございました。
千葉県立 船橋東高等学校
周りを振り向くことをせず、自分が描きたいように描く。それらを延々と続けていたら、実体を伴った結果がついてきた。そんな気がする。見えるものしか理解できないし、知る ものしか描けない。基本の思想は基礎科に居た頃から変わっていない。観察と実行、理解を繰り返して目の前の光景を写しとる描き方は、油画科の風変わりな課題でも通用するし、パースや光にまつわる理論は、構図を決め、絵を手早く描きあげる手助けとなってくれる。ここに至るまでに、あらゆる人に迷惑をかけ、心配させた。猫とたわむれたり、本を貪り読みながら、曲がりなりにも続けてこられたのは、ふな美の方々、家族、友人の助けがあったからこそ。感謝します。
千葉県立 佐倉高等学校
高校一年生の体験入学で、初めてデッサンを描きました。出来はひどく、恥ずかしい思い をしました。しかし講評では出来ている所は褒めてくれ、そしてただダメ出しするのではなく、その理由と対策も丁寧に教えてくれました。ここに通うんだと思うとわくわくしました。基礎科では技術はもちろんのこと、絵を描く楽しさなど、ずっと後々まで原動力となる気持ちを育めました。これは入試が近づいてくればくるほど大事にすべきものだと思います。そのうち厳しさを知り、よく悩みました。でも周りがとても良かった。課題でも、ふざけるのでも全力な友達・先輩後輩。一人ひとりを見ていてくれて、親身に的確に指導してくれる講師の方々。このアットホームで根性もりもりなふな美が好きで、だからこそめげずに続けてられたし、合格出来たと信じています。今の私があるのは、ふな美で培った色々、もう本当に色々があるからです。ありがとうございました。
中村高等学校
受験は今年で最後にしようと決めていたので、やらないで後悔するということがないようにしました。毎日遅刻せずに通い、少しでもわからないことがあれば先生に相談するようにし、夜間特訓もできるだけ参加、他の予備校の模試にも挑戦するなど、今までしてこなかったことを積極的にやってみました。ずっと不安はあったものの、やるべきことはやってきたという思いがあり、最後の最後まで諦めずに試験に臨めました。要領も悪く、ビビりで思いきりの悪い私が合格できたのは、高一から通っていた基礎科で培った土台に加え、わかりやすく的確なアドバイスと、親身になって相談に乗ってくださった日本画の先生方のおかげです。先生方を心から尊敬し、信頼し、感謝しております。また、浪人する ことを許し、長くふな美に通わせてくれた両親にも感謝しています。本当にありがとうございました。
市原中央高等学校
WORLD OF KONBU
基礎科からふな美に通って四年。楽しい先生方や友人に囲まれて、毎日絵を描けて幸せでした。しかし今年は体調を崩し、半年間なにも出来ずにいました。そんな中、絵を描いていただけでは気づけないことがあったり、「絵が描けなくても死にはしないんだな」と実感したりもしました。止まっているように見えて、実は少しずつ進んでいたのかもしれません。試験を終えてみて大切だと感じたのは、いい瞬間を楽しむ事、味わう事、逃がさない事、逃しても気にしない事です。そう、つまりKONBUでした!あと、道具は大切にしましょう。支えてくれた両親、先生方、友人、すべての方々に感謝したいです。本当にありがとうございました。